ISO3783, JIS-P8129 ピックテスト [印刷適性試験]
ISOとJIS規格に適合しているピックテスト
世界中の製紙会社で採用されています
ちょっと小さくなってしまいましたが、ピックテスト試験の印刷サンプルです。
初速ゼロ・最終速度を設定し、低速ではなく加速印刷をします。
紙の剥けが、発生した場所を測定していきます。
ISO及びJISでは、アルミディスク10㎜幅を規定しています。
しかし、それぞれの紙の特性に合わせていろいろな種類のディスク(ラバーブランケット、ラバーコート他)が用いられているケースも多く見受けられます。
ISO/JISでは、IGT電気式印刷適性試験機が規定されています。
電気式以前に開発された振り子式もまだまだ数多く使用されていますが、日本国内では少しずつ電気式にシフトしています。
IGTが民間企業として出発した時代からあった振り子式印刷適性試験機A1(A2)。紙パルプ関連業界に勤務されている方は、IGTの名前を知らなくともこのデザインの機器をご覧になったことはあるのではないでしょうか。私も、個人的には最もお気に入りのデザインです。
2009-06-02 08:54
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